カレェちゃん

ヤンゴンにいたカレェちゃんです。最近は働いています。賃金労働に反対している。

すごいよ!ミャンマーのビザ延長申請!

やばいよ!ミャンマーすごいよ!

ビザ切れてから1カ月経ってるのにまだ延長手続き終わらないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

不法滞在中のカレェちゃんです。

 

 

さっき教育ビザ延長のためにダウンタウンのパンソーダンにあるイミグレーションオフィスに行ってきました。今回で4回目の訪問です。泣いたよね。

 

4回目の今日起こった出来事を書く前に、

これまでのカレェちゃんたち日本留学生たちがビザ申請のためにやってきたことのあらましをお伝えします。

 

 ~~~~~

 

まず教育ビザを延長するためには教育省が大学に送る書類が必要です。

ただその書類が私たちのビザが切れた後もなかなか届かず(この時点で不法滞在)、国内旅行へ旅立つ日も迫っていたので、先生に当局を急かすようにお願いして、ビザが切れてから2週間後、やっと必要書類が届きました。

(急かさなかったらもっと遅かったかもしれない。。)

 

 

その後すぐにパスポート原本やコピー、証明写真など必要なものを持ってイミグレオフィスに行きました。

しかし、大学に届いた書類を見せても、もう一枚書類が必要とのこと。

それはイミグレオフィスに届く書類で通称ラワカサーであります。

しかしこれまた政府からまだ届いていないとのことで。。何もできずに帰りました。翌日改めて行ってもまだ来てないと。

 

しょうがないのでそこから2週間ほど、不法滞在で捕まらないかびくびくしながらも、前々から計画していた国内旅行に行ってきました。

(念のため、大学側が書いてくれた「この学生たちはいま手続きしてる段階ですよ」と証明する書類を持っていきました。ベイの空港のイミグレで提示する機会があったのでもらっておいてよかった。。)

 

旅行から帰って来ると、やっと必要書類がイミグレオフィスに届いたという事で、まずFRC(外国人登録)を行いました。これは1日で完了しました。 

 

その日のうちにビザ延長手続きもやっちゃおうとしたのですが、その際にオーバーステイ分の罰金(1日3ドル)を払わなきゃいけないらしく(!)

私たちが遅れたわけでなく、政府(教育省)が書類を期日までにこちらに送らなかった責任のはずであり、それはおかしいと友人が抗議してくれたお陰で、大学の先生が当局に抗議してくれることになりました。

なのでとりあえずその日は帰ることに。

(しかし結局ダメで、私たちが罰金を払うことになりました。理不尽~)

 

 

また5日間ほどの旅行から帰って来て、

今日、やっと教育ビザを延長出来ると思ってオフィスに行くと、また問題が発生しました。

 

「手続きのために必要なラワカサーがない」(「まだ来てない」)と言われました。わけわかめ!

たしかに前にその書類(ラワカサー)を使って私たちはFRCの申請をしたし、友人の一人はすでに罰金を払ってビザ延長申請を完了しています。ないわけがないんです。

 

役所の人と言い合っていると「ガウンムーデー」(あなたたちがしつこいから)「頭クラクラするわ」とか言われてこっちのセリフです。

そこで役所の人に、すでにビザ延長完了済みの友人のパスポート画像を見せたところ、友人の申請日までさかのぼってもらい、やっと見つかりました。管理しっかりして!

 

 

さあやっと延長できる!と思い、順調に手順を経ていき、遂にお金を払う段階で、窓口の女性に

「罰金の33ドルと4カ月のビザ延長100ドルで133ドルね!」と言われました。

????

罰金はもうしょうがないとわかっています。大学側が交渉してもダメだったので。でも「4カ月」はどこから来た??なんで100ドル?

前情報では教育ビザは3カ月単位で延長して、50ドル払うと聞いていたので訳が分かりません。

 

実は、私たちが窓口に提出した教育省からの紙を見てみると、

先に申請を完了した友人1人だけ3カ月間の延長で、残りの3人はなぜか4カ月の延長をすることになっていました。

何でこんなめんどくさいことしてくれるの?ミャンマー教育省。

 

そしてこれ見て!と壁に貼ってある紙を見てみると、

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・1日~3カ月までの延長 50ドル

4カ月~半年までの延長 100ドル とたしかに書いてあります。

6カ月で100ドル払うならともかく4カ月だけで100ドルはさすがにばかばかしすぎる。

ここまで来て何でこんな不備多いの。

もう韓国人と書いてある間違いがどうでもよくなるほどです。↓

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(問題なのが一番右に書いてある日付です。延長期間が3/1〜6/30までの4カ月になってます。)

 

 

とりあえず、大学の先生に電話をつなぎ事情を説明して、明日3カ月に直した書類を頂けることになりました。(教育省から来たものを大学で変えられるんかいとも思いますが)

その書類でもって今度こそ延長してやりますよ。。

 

 

ということでまだビザ延長手続きが終わっていないのです。泣いちゃうよね。

以前ミャンマーに留学していた友人や先生から、理不尽なことは多いと聞かされていましたが、まさかここまでとは。

 

 

教育省はまず期日を守って書類を提出していただきたい。罰金欲しさにわざとやってるんじゃないかと思ってしまうくらい酷いです。書類不備多すぎるし。

現場(イミグレオフィス)は書類に書いてある通りのことしかできないので、上がちゃんとしたものを出さないと不利益を被るのは私達外国人です。

 

 

ただイミグレオフィスも可哀そうといえばそうだけど、結構ひどいです。

作業全部手作業です。パソコンは一つもないです。

だから必要書類も一つ一つ人が手で分厚いファイルをぺらぺらめくって探します。

だからあるはずの書類がなくなるし、時間がかかります。

 

あと明らかに人手が足りないです。

今の時期(3月下旬)は申請する人が少なくなってきていますが、3月上旬から中旬にかけて人がめちゃくちゃ押し寄せます。多分学校関係の始業が12月からなのでそれに合わせてきた人たちがたくさんやってくるからでしょう。

 

その時期の役所の人数と申請に来る人の数が不均衡すぎて、早く処理してもらおうと出せそうな隙が一瞬でもあると私含めみんなどんどん書類を渡します。待ってたら日が暮れます。

だから基本役所の人たちはマルチタスクしてます。ある作業やってるところに次から次へと書類を渡され、絶対処理できてないだろうって感じです。

 

あとFRC登録の時謎のお金を1人2,000MMK要求されました。小声で。

やけにスピーディーに作業が進むと思ったらこれです。

 

それから代行で来ているミャンマー人がめちゃくちゃ多いです。(代行業者でもあるのでしょうか?)

何故かというと、ちょっとビルマ語話せるくらいじゃ全然スムーズに手続きできないです。まず何をしなきゃいけないとか、何もわかりません。あとちょっと馬鹿にされます。

役所の人は全部ビルマ語で対応しますから、何か書類を探してもらうにも、手順を訊くにもぜんぶビルマ語でやらなきゃいけません。だからミャンマー人に代わりにやってもらう方が断然スムーズにいきます。時間もめちゃくちゃかかりますから精神衛生上良くないです。

わたしも今度から業者に頼みたい。。時間も労力ももったいないです。

 

 

まだ書きたいこと色々ありますが、とりあえず今日までのイミグレオフィスでの出来事を書けて少しすっきりしました。

 

完全に延長手続きを完了出来たら、また追記でお知らせします。

 

FRCとビザ延長の時に必要なものや手順などについても、後日覚えているうちに記事にしたいと思います。

 

それではさようなら。

 

 

2019/04/04〈追記〉

この記事の次の日に無事、3カ月分ビザの延長ができました!!

1カ月も切れてましたね。だからまた後2カ月しか猶予がないです。束の間の休息を楽しみましょう、、

 

ただ最後の最後でめちゃくちゃ待たされました。笑

朝イチでオフィスに行って、10時半には手続きを済ませたのですが、

「じゃあ明日また来てね!」と言われまして、

「どうして?今日がいいです!」と訴えると、

「じゃあ5時か6時にまたここ来て」と言われて

素直にずーっとカフェで待ってて、5時にまたオフィスに行くと「まだです」といわれ、(多分5時から最終作業の時間?)

そこからまた2時間半程待ちました。

私たちより遅く申請した方が先に手続き完了して帰っていく姿を見て

「積み上げた山をそのまま上から取ってるな!?」と怒り出したくなりました。。

 

「まだですか?」と聞いても、

「作業をする人が今別のことやってるから」と言って誰もいない机にずっと放置されている自分たちのパスポートを見続ける私たち。。

 

そして19時半を回る頃、やっと、やっと更新されたパスポートを受け取ることができました!!!!泣いた!!!なぞの達成感でたくさんです。もう来たくない(泣)

 

 

 こんな感じで、やっとビザの延長ができたというわけです。なんてこった!