2023/12/13

「オラファー・エリアソン展：相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」に行ってきた。とても感動したので簡単に感想を残しておきたい。

・《終わりなき研究》

重りのついたペンと台が振り子のように動くので好きな動きで回し、ペン先を紙に落とし作品が生まれるという装置。実際に体験してみると、装置をどのように動かせばどのような図形が生まれるのか、予想しながら何回も遊んでみたいと思った。

出来上がった作品は持ち帰らせてもらった。どれくらいの時間をかけたらどれくらいの作品ができるのか、加減が分からず早めに振り子を止めてしまったので、そこだけ再チャレンジしたい。

・《瞬間の家》

真っ暗闇の中、高い天井から水が勢いよく波打ち落ちていくのをストロボが照らすという作品で、展示の中では一番好きだった。ひんやりとした室内に充満する水の気配と、絶えず地面に打ち付けられる水の音、瞬間と瞬間の隙間を作り出す光、入ってくる情報はかなり絞られているのに想像力がどんどん広がっていく。

・ドローイング

太陽光や風によって描かれた作品群。どれも遠くから見ても近くから見ても美しい。《太陽のドローイング》は太陽光を集めてキャンバスを焦がしている。《風の記述》は塩水を利用しているものが、白の濃淡が印象的でとても好き。

2023/11/29

昨日は輪ゴムによる歯の痛みで、コンビニスイーツを暴食してしまった。普段のストレス解消法が口内に問題があっても発動してしまうというのは自分でも驚き。咀嚼するたび痛いのだが、それが余計不安を刺激して食べ続けてしまう。恐ろしい時間だった。

今日の朝は歯の間の輪ゴムを外し、奥歯に矯正器具の一部を付けた。一週間の痛みから解放されて嬉しいと思うのも束の間、器具の違和感がすごい。私は右の噛み合わせが少し悪く、上下の歯が全く同じ位置に重なるため、頬の内側を噛むと器具で強く挟んでしまうことになりとても痛い。ご飯を一回食べただけで右頬には血豆が出来ていた。普通に食べていても頬を噛んでしまうので、小さな一口を、ゆっくり、優しく咀嚼する。それでも怖いので右の頬を引っ張りながら咀嚼する。不自由だ。食べるとき以外でもちょっと口を動かすだけでも痛いので結構ストレス。美味しい飲み物だけ飲んでる。

2023/11/23

歯が痛い。

昨日、矯正器具を入れるための隙間を作るために上下左右の歯の間４箇所に輪ゴムを詰めた。何かを食べると痛い。小松菜とかネギとかレタスの、普段何も考えずに噛めているものが噛めない。ネギなんか繊維が何重にもなっていて、外側の皮は固くて到底噛みきれない。酷かったのが間違えてシャキシャキのスナップエンドウを食べたときは、痛すぎて煎餅を食べてるかと思った。

甘いものは柔らかいケーキであっても痛いはずなので、カロリーの問題で食べてないのもあり二重食べたくても食べられない、遠い存在になっている。

豆腐とお粥がいやに美味しい。歯に何の負荷もかからず食べられるものがいま真に美味しいもの。

2023/11/16

毎年この秋〜年末の時期に病む。見事にこの時期。新卒一年目の冬は営業が辛くて病んだ。数ヶ月後には部署異動があるからと耐え忍んでいた時期。NCT127のStickerという曲をずっと聴いていた。

https://youtu.be/1oYWnbTSang?si=D8N4ehA5YRH68okg

久しぶりにMVを見たらすごく当たり前のことを歌っている詩に驚いてしまった。

欲しがったら、私のもの…？ほんまや。もし本気で欲しがったら、辛い今を抜け出して有給使って旅行に行ってもいいし転職もしていいんだ。でも何かを本当に欲しがってしまったら手に入ってしまって状況が変わってしまう。それが怖くて欲しがらないようにしてたし、本当に欲しがるってエネルギーが必要なことなので普段はなるべく欲しがらないようにしているんだなと気付いた。

2023/11/15

友人と湖を見に行った。穏やかな人工湖で小さなマガモたちが泳いでいた。

テイクアウトしてきたチャーハン、餃子、角煮を食べてから散歩した。昼間は曇りだったけど徐々に晴れ間が見えてきて、夕陽が沈む頃には富士山のシルエットも見えた。

友人は不思議なリズムを持っている人で一緒に過ごすのが楽しい。いろんな話をしたりしなかったりできる。今回は私が住んでいる街を案内できて嬉しかった。家にも寄ってくれてゆっくりできた。

今週の驚き。原宿さんが紹介していた児童書の話を聞いているとなぜか記憶に引っかかり、ついに小学生の頃に塾で読んだことがあるのを思い出した。

https://youtube.com/watch?v=kQiMYggy2ps&si=mg4RRQnvGgPJ2VWv

多分こんな紹介をされなければ一生思い出すことはなかったと思う。記憶って不思議。

気持ちが少しふわふわしていて、不安が少しあって、会社に行きたくないなと思って少し過食気味。明日以降落ち着くといいな。

2023/11/13

今日上司に退職の意思を伝えた。一週間ずっと言うぞという緊張とやっと言えるという嬉しさがあったけど、直前となると変に緊張してしまい、結局言えたのは退勤直前だった。

上司は良い人なので残念がってくれたけど、次の仕事を応援してくれた。良い思い出を少し語り合い、私がいたら今後任せようと思っていたプロジェクトの話もしてくれた。やっぱりどう言う形であれ別れというのは寂しいものだ。

帰宅して、今日お客さんからもらった炊き込みご飯を食べた。そのお客さんは多摩の山奥に住んでいて15時の西陽の中、自然の中で車を走らせているとすごく気持ちが良かった。秋の突風に舞う落ち葉が好き。お客さん自体は警戒心が強くてこちらに話をなかなかさせてくれず、結局プレゼン拒否されてしまったけど、根気強く話したら最後は最低限のラインは納得してくれた。強く拒否反応を示してしまった罪悪感からか別れ際はごめんね〜と何度も謝られて炊き込みご飯を手土産に持たせてくれた。秋のドライブができたので来てよかったです〜と伝えてまた森の中をドライブして帰った。

2023/11/10

転職先も決まった段階で、今日会社で女性管理職との座談会みたいな研修があった。

私も入社当初は絶対昇進してやるという気概だった。フェミニズムといえばリーンインフェミニズムのイメージだったので、自分が稼ぎまくって会社で女性が働きやすい道を作っていくぞと意気込んでいた。でも入社研修で人事部長が女性管理職登用について頓珍漢なこと言っててこの会社ダメだわと失望したのを始めに、そもそも私バリバリ働きたくないわ？というか働くことに反対だわ、という考えになったのだった。

座談会にロールモデルとして参加されていた先輩方は皆さんとても頭が良くて話すのも上手で素敵だと素直に思った。時短でも効率よく働くにはとか会社を動かしていく業務の面白さとか、入社1年目に聞いていたら感動していたかもしれない。

キャリアについての悩みや仕事のやりがいなどの様々な話を聞き、そんな未来もあったかもしれないなと思いつつ、息苦しい業務中の自分を思い出して正気に戻っていた。