カレェちゃん

ヤンゴンにいたカレェちゃんです。最近は働いています。賃金労働に反対している。

〈カチン州〉自然いっぱい!辛い酸っぱい三昧!ミッチーナ編〈ミャンマー国内旅行〉

こんにちは、カレェちゃんです。

 

今日も引き続き、ミャンマー国内旅行の様子をお伝えします。

カレェちゃんが3月23日~25日の間、旅行したのはミャンマーの最北端にあるカチン州の州都、ミッチーナです。

 

旅行中訪れた観光スポットやお店など紹介していきます!(結構長いので興味のあるところだけ見ていただけるとよいかと思います。) 

 

目次

初カチン料理を頂く「MALI MAI」

 列車でミッチーナにつき、疲れた体をシャワーで癒すと、さっそくカチン料理を食べにホテル周辺をさまよい歩きました。

そしていい感じのお店を発見!グーグルマップに載っていないローカルなお店です。

(ホテル フーカウンという私たちが泊まったホテルに面した道を街中に向かって歩いてと、MALIMAIの看板が見えます。見つけて!)

 

テーブルは一つ一つ高床式住所みたいなところに座れます。

f:id:kare_chang:20190404000149j:image座敷からみたワンちゃん。

こちらがメニュー。f:id:kare_chang:20190404000317j:image

鶏のカチン炒め、鶏肉のタタキなど見慣れない料理がたくさん。。

あと牛肉(アメーダー)やサンバー(サッター)というシカ科のお肉もございます。

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サンバー参考画像

 せっかくなのでヤンゴンであまり食べない牛肉のカチン炒め(アメーカチンチェ)とサンバー肉の油がけ(サッタースィーザン)を注文しました。

それにプラス、葉っぱに包まれたご飯とスィーパーというこれまた聞いたことない料理を注文しました。いろんな野菜が入った炒め物だとのことです。

 

こちらが牛肉のカチン炒め。f:id:kare_chang:20190404000145j:image

細かく刻まれた牛肉にトマトと、あとは私の舌では正体が分からなかった様々な材料が入っています!上にはパクチー。

結構辛いです!辛さ少なめにしてくださいとお願いしたけど普通に辛い。蓄積される系です。噛めば噛むほど牛肉の塩気と旨みが出てきてトウガラシの辛味が後を引きます。美味しい!


f:id:kare_chang:20190404000155j:imageこちらはサンバー肉の油がけ。

見るからにトウガラシがたくさん。パクチーも。

そして食べたことあるこの味。。チェッタートウだ!!(鶏肉の和え物)見た目もそのままチェッタートウだ。普通においしい。そして辛い。


f:id:kare_chang:20190404000140j:imageそしてよく分からないまま注文したシィーパー。

めちゃくちゃ酸っぱいです!レモンを濃縮したような酸っぱさ。

酸っぱさに気を取られて気付かなかったけど、後から辛さもくる。。

きくらげ、オクラ、トマト、ナス、大根等々覚えきれてないけどまだまだたくさんの種類の野菜が入ってます。

カチン料理は辛い、酸っぱい、パクチー多めなんだなと到着早々勉強できました。

 

意外と観光地化されている「ミッソン」

ミッソンダムで有名なミッソンへ行ってきました。

2006年に中国電力投資集団が開発し始めましたが、2011年のテインセイン政権で原住民の反対により中止。現在のNLD政権からも棚上げ状態になっているとのこと。2019年3月16日にはミッソンダム事業中止を目指し、全国委員会を設立する見通しで協議が行われたとのことです。(参考記事

 

デモ活動などが行われていて危険なのではないかと少し心配していましたが、ついてみるとミャンマー人観光客が大勢いて、お土産屋さんやカチン料理屋さんなどがたくさんあり、私が思っていた以上に観光地化されていました。

(お土産売り場のTシャツには「NO DAM」と書かれたものもありました。)

f:id:kare_chang:20190403213231j:imageこの通り、結構な人です。写真に写っているのは名前がうろ覚えですが、マリ川とマリカ川の合流地点。概念フェチの方、いかがですか?

 観光に来たミャンマー人の多くは、カチン民族の衣装をレンタルして写真を撮っていました。

毛糸でできたスカートやベロア生地の黒い服にジャラジャラとした銀色の装飾が特徴的です。ただ寒くもなんでもなく普通に暑いので、忍耐が必要ですね。

 

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カチン民族衣装参考画像


f:id:kare_chang:20190403213226j:image左手の白い衣装はどこの民族衣装なんだろうか。

 

また、ミッソンをボートに乗って15分ほど回ることもできます。

いくつかのグループを集めて大人数で乗ります。料金は一人2,000MMKでした。

船着き場にはなぜか流暢な日本語を話す船のお兄さんがいました。日本人なんてほぼ来ないだろうにどうして。。と思いましたが、お兄さんに詳しく話を聞きそびれてしまいました


f:id:kare_chang:20190403213221j:image左に若干写ってる、民族衣装着てる人たち。

  

クルージングを楽しんだ後は、昼食をとりました。

川辺にはレストランがずらっと並んでいて、新鮮な魚料理やカチン料理が食べられます。

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カレェちゃんはその中のお店の一つで、焼き魚を頼みました。もちろん川魚です。

塩と少しのトウガラシで辛めに味付けされています。

葉っぱに包まれたご飯と共に頂きました!
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カチン民族生地を使ったおしゃれ服屋

一日運転手をしてくれているお姉さんのスマホを充電しに、彼女のお店に行くことになりました。f:id:kare_chang:20190403213742j:image(左奥がおそらくお店の名前)

 運転手もしてお店も経営してるの?と驚きましたが、本業はお店の経営とのこと。運転手は彼女の甥がやっていて、甥に用事ができた時は代わりに仕事を引き受けているのだそう。

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そんな彼女のお店はカチンの伝統的な生地を使った洋服屋さんです。

彼女は去年までタイでデザイナーの勉強をしていたそうで、そこで培った知識や技術でデザインを考えているそう。

f:id:kare_chang:20190403213736j:imagef:id:kare_chang:20190403213747j:imageお洋服はどれも生地が上質で、デザインもシンプルなものが多く素敵です。カチンの布は柄が独特の美しさがあって、ロンジーだけでなく洋服として身につけるのもいいですね。

 

ヤンゴンにも来てほしい!大興奮パン屋「Lucky」

ミッチーナ観光の休憩に、ラッキーという名前のパン屋に入りました。

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このパン屋が本当にすごくて、商品の種類が本当に多く、かつ何を見ても美味しそうなんです!特に甘い菓子パンが全部買い占めたいくらいでした。
f:id:kare_chang:20190403214229j:imageケーキもたくさん!
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f:id:kare_chang:20190403214233j:image一つ一つが大きくて、かわいくて、お値段も良心的です。
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 カレェちゃんと友人は結局二人でこれだけをとりあえず、選びました。↓

店内で食べます、というと店員さんがパンを分けやすいようにカットしてくれます。

f:id:kare_chang:20190403214352j:imageそぼろ状のクッキーをまぶして間にココナッツ味の生クリームが挟んであったり、ふわふわなカステラのようなパン生地をさらにクレープ生地で包んであったり、パンの表面が真っ白になるほど粉砂糖がかけて、イチゴジャムとクリームが挟んであったり、、

ただただめちゃくちゃ甘いパンになっていないところが最高です!

f:id:kare_chang:20190403214245j:imageこちらは持ち帰りした、ほぼスイートブールなパン!切り込みを入れレーズン・ナッツ・クリームチーズが入ってます!

 創作性がとっても面白く、唯一無二のパンを作り出しています。

このお店の株を買って、自分のアイディアパンを作ってもらいたい、、と友人と話居ていました。

ワクワク楽しくなれるパン屋さん「Lucky」です!

 

ミッチーナのオシャカフェ「Italian N' Dream」

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グーグルマップで見つけた明らかにオシャレなカフェ。パン屋のラッキーとも近いです。

f:id:kare_chang:20190403214746j:imageメニューを見るとコーヒー、タピオカ、クリームソーダなどとっても充実しています。ジェラートもございます!


f:id:kare_chang:20190403214728j:image店内も2016年FIFAワールドカップ出場国が吊ってあります。レトロです(?)
f:id:kare_chang:20190403214734j:imageバニラジェラートとガッパラーディーというフルーツのジュースを頼みました。
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f:id:kare_chang:20190403214751j:imageどちらもおいしいです。ガッパラーディーという果物をカチンで初めて聞いたので、どんなものが来るのか全く分からず注文してみたのですが、ほぼオレンジでした。甘さもちょうどいいです。

食後も「いかがでしたか?」と聞きに来てくれるホスピタリティ高い店員さんたちが接客してくれます。ミッチーナを訪れた際はこちらで休憩するのはいかがですか。

 

日本人の寄付で建立された「スータウンピーパゴダ」

「地球の歩き方」にも載っている、WWⅡで亡くなった日本兵とミャンマー人を弔うために2001年に日本人の寄付で建立されたパゴダです。

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名前は「願いが叶うパゴダ」という意味です。

f:id:kare_chang:20190403214850j:image4か国語対応。
f:id:kare_chang:20190403214844j:image日本人ぽい顔だと思う。。
f:id:kare_chang:20190403214859j:imageとっても大きいです。あとお顔がなんだかいつも見るパヤーと違う気がします。ツルツルしてて端正なお顔立ちです。
f:id:kare_chang:20190403214904j:image以前はパゴダの楽しみ方がよくわからなかったカレェちゃんですが、最近分かってきました。パゴダの中はゆっくり休めて、旅行中の癒しスポットです。かわいいキッズも多いので見てるだけでニコニコします。

 

写真と食事スポット「Kachin National Manau Park」

スータウンピーパゴダから歩いて8分ほどのところにあります。

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一日運転手のお姉さんに「何もないけど写真を撮るにはいい場所だよ」と連れられてきたこの公園。

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ここにはあの有名なオブジェがあります。Tシャツによくプリントされています。

こちらです。f:id:kare_chang:20190404003246j:image

そして確かにそれ以外特に何もないです。

 

しかし!入口からさらに奥へ進むといい感じのレストランがあります。

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 ロンガバというお店です。

ここはなんとあのアウンサンスーチーさんもやって来たという正真正銘のエエお店です。

たしかに机や椅子は、マンダレーから取り寄せたもので、めちゃくちゃゴージャスです。座っているだけで楽しい。f:id:kare_chang:20190404003411j:image
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そしてお姉さんの行きつけらしいです。店員さんととっても仲良しそう。

 

ただ私たちは運悪くお腹がすいておらず(ラッキーで興奮しすぎてパンを食べすぎた)、グレープフルーツジュースだけ飲むことに。するとイチゴやスイカなどフルーツ盛り合わせをサービスで頂いてしまいました。お姉さんのおかげだ!

 

 

以上、カレェちゃんのミッチーナ旅行でした!