チャイティーヨーを拝みたかった話。
こんにちはカレェちゃんです。
前回のパアン旅行2泊3日の旅〈ミャンマー国内旅行〉 - カレェちゃんの続きです。
ここではこれからチャイティーヨーに行くかもしれない皆さんへ、カレェちゃんが伝えたいtipsが詰まっております。
カレェちゃんたちは2日間パアンを観光した後、半日でチャイティーヨーに行き、午後出発のヤンゴン行のバスで帰る予定を立てました。
チャイティーヨーパゴダを拝むには、
チャイトー→(車・バイクで30分くらい)→キンプン→(専用トラックで40〜50分ほど)→チャイティーヨー
という行き方で行きます。
チャイティーヨーに行ったことのある友人によると、観光には半日で十分とのこと。
旅行前にキンプンからヤンゴンへ帰るためのバスチケットをすでに予約していたので、その時間(15時)に間に合うように朝パアンを出発しなければならず、カレェちゃんたちは8時発のバスを前日にホテルから予約しました。
8時にパアンを出て、3時間くらいでチャイトーに着いて、チャイティーヨーまで1時間半くらいで1時間くらいで観光して、、と15時発のヤンゴン行きにギリギリ間に合うだろうとなんとなくの計算で考えていました。
出発当日の朝、8時前にパアンのバスステーションに着くと、バスはまだきてないとのこと。
まあ遅れるのはよくあるよね、としばらく待って20分ほど遅れてバスがやってきました。
早速スケジュールに遅れが出てしまいましたが、まあなんとかなるでしょ〜とカレェちゃんたちはバスの中でしばしおやすみしました。
バスが停止して目を覚ますと、なにやら休憩所についた模様。
あら、まだ着かないのねと思っていましたが、友達がグーグルマップを確認したところ、チャイトー過ぎちゃってる!!
なんてこった!バスの兄さんにそのことを伝えると
「え〜!チャイトーで降りるって言わなかったじゃん!」
とおそらく寝ていて気付かなかった私たち。
みなさんがバスに乗る際には乗り過ごし防止の為、バスの乗務員さんに「◯◯で降ります」と伝えておいた方が良いです。
機転をきかせてくれたお兄さんがこれからチャイトーに行くバスの乗務員さんに話をつけてくれて、タダで乗せてもらえることになりました。
しかしここでもバスは私たちが急いでいるからと行ってすぐに出発する訳はないので、多分20分くらい待ちました。
バスに乗せてもらって10分もしないうちにチャイトーに着きました。
バスから降りた途端バイタク兄さんたちが待ち構えており、あれよあれよという間にバイクに乗っていました。
バイタク兄さんたちはチャイトーからキンプンまで15,000MMKだと言ってきました。
めちゃくちゃ高え!!!!
しかし時刻は既に12時を回ろうとしており、もっと安い相乗りの車で行くのでは間に合いません。
「特急料金」だと思って、バイクに乗せてもらうことにしました。
ちなみに大きな荷物は予約したバスのオフィスに預けることができました。無くなることはないから安心して、とバイタク兄さんたちが言っていました。
とにかく飛ばしてもらって30分くらいでキンプンに着きました。
そこから相乗りの車に乗り換えて山を登り、チャイティーヨーを目指します。
バイタク兄さんたちは待っててあげるから帰りも乗って行ってと言って、お会計はその時でいいと言われました。
往復30,000MMK。。特急料金特急料金。。
特急料金を払ったからには何が何でもチャイティーヨーパゴダを拝まなければ。。!
キンプンから山頂まで行く乗り合いの車に乗り込みます。この手の車は人が満杯になるまで出発しません。これも結構待ちました。20分くらい?
そしてやっと車が出発しました。
険しい山道をジェッコースター並みの激しさで上下しながら走る車は少しだけ楽しかったです。ただ椅子が公園の銀色のベンチみたいなやつで背中とお尻がとても痛くなります。
途中、パゴダの管理費のためのお布施を求める方々の為に数分間停止し、乗車料金を集金するためにまた停止し、ケーブルカー乗り場での長い客引きのため停止し、謎の停止時間もまたあり、結局やっとやっと山頂に着いたのは13時30分でありました。
山頂まで1時間くらいかかったから帰りも1時間かかるとして14時30分にはまたキンプンに着きたいから、、
観光の時間、無し!!!!
ユーは何しにチャイティーヨーへ??
流石にそのまま帰るのもあれなので10分だけでも行けるとこまで行ってみよう!と挫けそうになる心を奮い立たせるカレェちゃんたち。
なんなら予約してある帰りのバス乗らずにまた新しいチケット買ってもいいけどね!そんな高くないし!1時間ごとに出てるみたいだし!
しかし友人はそのバスで帰りたい様子なのでとりあえず頑張ってみました。
そしてチャイティーヨーパゴダがあるはずの方向に進んで行くと、「外国人ですか?」と呼び止められ、そこから先は料金を払わなければ進めません。
ここで7,000MMK払ってももう5分くらいで戻らなきゃだよね。。うん。。諦めよ。。
結局なにも見えなかったよ。。
こうしてカレェちゃんたちのチャイティーヨーへの道はそこで阻まれ、帰りの車に乗るためにさっき来た道をまた戻ったのでありました。。
悔しいから手前にあった偽物のチャイティーヨーを写真に収め、
車が出発するまでの待ち時間にかわいいメガネ売ってる女の子に「プレゼント!」って言われて要らないけど受け取ったらそのあとずっと側から離れないから結局気持ちで1,000MMKを渡し(商売上手め!)、
どうやっても使い道がない
カレェちゃんたちの車は出発しました。
この車がめちゃくちゃ飛ばしてくれて、お陰で行きの半分の時間でキンプンに着きました。しかしめちゃくちゃ酔いました。結構キツかった。
無事14時半にキンプンにつき、バイタク兄さんたちと再会し、チャイトーまで飛ばしてもらいました。
15時までに無事チャイトーに着き、カレェちゃんたちはなぜかバイタク兄さんたちの溜まり場でバスを待つことに。
ここで待ってて本当に大丈夫なのか、と不安でしたがまあ信じるしかありません。
バスを待つ間、バイタク兄さんたちはカレェちゃんたちにコーラをくれたり、ミャンマー語を書かせたり、俗な言葉?を教えてくれたりました。普通に気さくないい人たち。
ぼったくられたけど、そうでもしないとなかなか生活が苦しいことは今回の旅で気付いたので、まあしょうがないかと思いました。
パアンで2日間バイクに乗せてくれた兄さんは1日大体10,000MMK(約730円)ほど稼ぐそうで、ミャンマーで稼ぐのは大変だと言っていました。
そんなパアンの兄さんはカレェちゃんたちを外国人料金じゃなくミャンマー人料金でバイクに乗せてくれました(それだとあまりに少なすぎると感じて多めに払いました)が、
ミャンマーでは外国人に少し意地悪いくらいにして上手に生きていかないといけないんだなと思いました。
話は戻ってカレェちゃんたちの乗るバスは結局15時半くらいに遅れてやってきました。
(書いてて思ったけど、バスの出発場所キンプンだったはずだから、無駄に15,000MMKかけてチャイトーに戻ってきちゃったんだ。遅れるもなにもないじゃん。あぁ〜)
バイタク兄さんたちに別れを告げ、無事バスに乗り、7時前にはヤンゴンに着きました。
こうしてモーラミャインから始まった旅行が終了しました。
一日中ひたすら乗り物に乗った一日でした。
カレェちゃんが皆さんに一番お伝えしたいことは、
帰りのバスは前もって予約しない方がいい!!!
乗る直前でも普通にチケットは取れます。そっちの方が時間を気にせず観光できます。
思わぬところで時間がかかることもありますので(バスが来ない、寝過ごす、乗り合いカー)、チャイティーヨーに行く際は余裕を持った時間配分を!!
またチャイティーヨーリベンジしたいかと言われると微妙です。
キンプンからチャイティーヨーまでの激しい山道が結構トラウマ。
皆さんは是非楽しいチャイティーヨー観光を!!!