カレェちゃん

ヤンゴンにいたカレェちゃんです。最近は働いています。賃金労働に反対している。

2022/06/01

最近 Twitterで、気になる人がいます。

 

https://twitter.com/freakscafe?s=20&t=l_m3tNzcSTSrYBOrsyK3CA

 

名前がよく変わりますが、Mさんと言う人で、毎日本を一冊読んで内容をまとめたり、感想を呟いたりしています。あとはたまに夜にスペースでフォロワーとテーマを決めて話したりも。博識で話し上手で、飄々としていて仙人みたいな人です。

 

永井均の哲学書を2冊ほど読んで、永井哲学のツイートを読んでいるうちに彼に行きつきました。

 

彼の呟く内容は本当に様々で、Twitterを開くたびに出会う言葉が、毎日同じ視点で生きている自分にとってすごく新鮮で面白いです。楽観的な思考が通底しているのも、毎日触れていて気持ちいいところ。

 

最近の彼のツイートで、ここ2、3日よく考えるのは、「2人という関係性は平等ではあり得ない」と言うことです。彼はカフェで近くに座っていたペアを見て思ったらしい。

 

自分は人付き合いが苦手で、自分が誰かに好意を寄せるのが苦手だし、寄せられるのも苦手です。相手との距離感がよく掴めなくなってしまうので。自分が好きな分、相手にも同じくらい好きになってほしいし、逆に自分がそんなに好きじゃない相手に好かれたら、なんかプレッシャーに感じてしまって、「対等」とか「平等」な関係性が良いのだと、どこか考えてたんですね。

 

でもどんなに仲の良い人ともちょうど50:50で好き合っているということはあり得ないし、不均衡にしかなり得ないんですよね。

そう思うと、たとえ100:10の関係でもなんか可愛いし綺麗な比率だなと思えたので、自分が好意を寄せるのも、寄せられるのも怖くないなと思いました。それから自分は「平等」という夢に囚われ過ぎてるなとも気付きました。

 

 

追記

Mさんがツイートしたと思ってた内容が、もしかしたら上田信治『成分表』のエピソードだったかもしれない。