〈ミャンマー国内旅行〉ピンウールイン~ラーショー列車の旅〈ゴウッテイ鉄橋〉
こんにちは!カレェちゃんです。
今回は前回までの記事に引き続き、2019年月3月16日から18日までに行ったピンウールイン旅行についてご紹介します。
2泊3日の楽しいピンウールイン観光も終わり、最終日の17日はラーショーへ向かうため鉄道に乗りました。
目次
チケットの買い方
必要な持ち物はパスポートです。
出発したい日の前日に乗車駅のカウンターへチケットを買いに行きます。
販売時間は前日の午後3時から6時です。
カウンターに行ったら、まずどこまで行きたいのかを伝え、次にどのランクの座席に乗りたいか伝えます。座席に空きがあれば、パスポートを見せ、お金を払い、予約完了です。
料金はアッパークラスで4,400MMKです。
オーディナリークラスもありますが、座席が固く、十何時間も乗ったらお尻が死にます。
私たちは朝8時にピンウールイン駅を出発して夜8時にラーショーに着いたので、12時間かかりました。
私たちの場合は前日の3月16日にピンウールイン駅のカウンターへ行きアッパークラスの座席を買いました。
チケットを買うときに「明日の8時に出発です」と伝えられます。
駅員さんが座席表に名前を書いて、ブッキング完了です。
チケットはその時にもらうのではなく、当日の朝もう一度カウンターへ行き貰います。
当日朝~席に着くまで
「当日8時に来てください」と言われていたので、8時少し前にピンウールイン駅に着きます。
カウンターへ行き、名前を言ってチケットをもらいます。
ホームに電車がやってくると、車体に「Upper class」の文字を探し、乗車します。
座席に着いたら、荷物棚があるのでそこに荷物を置きます。
その時に必ず荷物をひもなどで固定しましょう。列車はめちゃくちゃ揺れます。
ホームには、大荷物を持った人や食べ物の売り子さんがたくさんいます。
そこで飲み物や軽食など買っても良いでしょう。
車内販売ももちろんあるので、欲しくなった時に購入できます。
車内販売で買ったお菓子。
午前8時過ぎに列車はピンウールイン駅を発車しました。
座席は結構広々していて、リクライニングもいい感じです。足置きもあります。
車内の様子。
おじさんが去った後のひまわりの種だらけの座席。
恐怖!あのゴウッテイ鉄橋
さて、約1時間ほどひたすら山道を走ると、だんだん不穏な景色が見えてきました。
列車が山々を見下ろすほどの高さまで登ってきました。
この鉄道を利用するほとんどの人の御目当てであろうゴウッテイ(Gout theit)鉄橋を、車内の人たちもワクワクしながら待っています。
カレェちゃんはゴウッテイ鉄橋について、友人に教えてもらうまで知らなかったです。
世界で2番目に高い鉄橋がミャンマーにあるなんて。。怖すぎません?
正直誘われた時は死を想像して全く乗り気じゃなかったです。。
でも行くと決まれば腹をくくるしかありません。カレェちゃんは鉄道に乗ったのです。。
さて、列車が大分高いところまで来ると、私よりゴウッテイ鉄橋を渡るのを楽しみにしていた友人2人がソワソワしてきました。
そして発見!!!鉄橋です!!(谷間にあるやつ)
結構下に見えます。これからそこまで下っていくのですね。
そして鉄橋のほぼ目の前でなぜか列車が停まりました。
すると次々に降りて記念撮影をする人たち。。。
こういうサービスもあるんですね。
ミャンマー人は写真に全力を尽くしがち。
かく言うカレェちゃんたちもしっかり記念写真を撮りました。
十分に写真を撮った後、ついに鉄橋を渡ります。
スピードが明らかに遅くなりました。
「もう乗った?鉄橋乗った?」と窓際に座る友人に問いかけるカレェちゃん。
首には事故になったとき少しでも生き残りたいため、ネックピローをしています。
「前の方の車両は乗ったんじゃない?」と冷静に答える友人2人。
そして静かに私たちの乗る車両も鉄橋を渡り始めました。
窓の外を見ると木々がフカフカに見えるくらい生い茂っています。
これならワンチャン落ちても助かりそう!
少し行くと木々が途切れて川が流れています。
ここに落ちたら多分無理だろうな。。など想像している間に。。
無事、鉄橋を渡り終えました!!
長いようで短かった!
あと生きてる~~!!!
謎の達成感があります。何もしてないのに。
人生の中で一番死に近づいた瞬間ではなかろうか。
鉄橋を渡り終えた後は、特に山場もなく、あと10時間もひまだなという感じで、ひたすら本を読んだり、お菓子を食べたり、景色を見たり、スマホをいじっていました。
途中いつもより長く停車する駅があり、そこで降りてお弁当を買いました。
窓を開けていると、手を振ってくれる子が結構いて、きゃわい〜ってなりながら振り返すのもまた楽しかったです。
1日1回走るこの列車を毎日同じ時間に見るのが習慣なのかな〜など考えたり。
暗くなってくると窓が全開だとめちゃくちゃ虫が入ってきます。景色も見れないのでおとなしく閉めましょう。
やっとラーショーに着くころには夜8時を回っていました。約12時間の長旅でした。
ずっと座ってる12時間はめちゃくちゃ長く感じました。。
列車が停車する度、気分転換と体を動かすために駅に降りるといいと思います。
次回はラーショー3泊4日の旅について書きます。